ささき まゆみ

バスケットボールコーチ/大阪府出身

<コーチ歴>
2022-現在 GOOD LIFE BALLでフリーのコーチとして活動
2019-2022 大阪人間科学大学女子バスケットボール部 監督
2013-2019 トヨタ紡織サンシャインラビッツ コーチ
2009-2012 富士通レッドウェーブ アシスタントコーチ

2017 U19 女子日本代表 アシスタントコーチ(FIBA ワールドカップ ベスト4)
2021 ユニバーシアード女子日本代表 アシスタントコーチ

小学校4年生の終わりに、兄の影響でバスケットボールを始めました。

バスケットを始めた頃は、6年生の先輩たちのプレイに憧れ、応援する日々。5年生になって、試合にも出始めますが、最初は全く勝てませんでした。そういうこともあって、初めて勝った相手のことは今でもはっきりと覚えています。そのくらいうれしかったです。6年生になり、チームが少しずつ強くなり、市内でも準優勝できるほどになりました。

その頃、すごく記憶に残っているのは、小学校の卒業の間際に読んだメンタルトレーニングの本でした。
難しくてよく意味がわからなかったけど、イメージすることの大切さはなんとなくわかって、そこから自分のやりたいプレイが少しずつできるようになっていきました。

中学は熱血指導で有名な先生がいる地元の中学バスケット部に入部しました。

幼馴染と一緒に、入学前の春休みから部活に参加し、当時3人しかいなかった先輩たちが「これで試合ができる!」と、めっちゃよろこんでくれたことが、今でも印象に残っています。

中学では、やりたいプレイがどんどんできていきました。当時は、授業中に、隠れてバスケットの本を読んだり、今日の部活ではこれをやろう!とわくわくしてました。うまくなれたのは、そんな風に毎日の練習が楽しみで仕方なくなっていったからだと思います。
そして、日々のイメトレの効果もあり、全国大会に出場するまでになりました。

高校では大阪の名門高校に特待生で進学。ですが、ここから苦悩の日々が始まります。
身体能力がそこまで高くなかったこともあり、入ってすぐに中学で通用していたプレイが通用しないという現実に直面します。

そこからどんどん自信がなくなり、プレイする楽しさも忘れ、【ミスしないように、怒られないように】というのが自分のバスケットのスタイルになっていってしまいました。

それでも先生のバスケットはとても勉強になり、日々ついていこうと必死に取り組みました。

そのまま系列の短大に進学するも、最後のインカレも試合には出られず。
ただ、ここでも引退間際に出会った本のおかげで、バスケットをプレイする楽しさを思い出しました。
思うようなプレイが少しずつできていたことがあり、引退しても、バスケットをもっとやりたい!と思えていました。そして、父の助言もあり、アメリカの大学に進学。

NCAA Division3の大学で2年間プレイ。アメリカでバスケット三昧の日々を送り、プレイする楽しさと共に、メンタル面や学業との両立などたくさんのことを学び、もう一度、0から自分のバスケットと向き合えた2年間になりました。

帰国後は、高校恩師の薦めで、富士通レッドウェーブのマネージャーに。
4年間の間に、オールジャパン優勝、Wリーグの優勝も経験させてもらい、とても充実した日々を過ごしました。この時に、マネージャーとして、地域のクリニックなどを担当させてもらい、教えることの楽しさを感じたことが、コーチを意識したきっかけとなりました。

その後、父親の病気もあり、退社。
1年間は地元に戻ってバスケットのクリニックやスクールなどを運営。
1年後、富士通レッドウェーブから、アシスタントコーチとして再び声をかけてもらい、チームに復帰。

ここからWリーグのコーチ経験が始まり、富士通レッドウェーブに3年間、トヨタ紡織サンシャインラビッツに6年間在籍。優勝を目指した富士通、2部から統合した1部リーグに参入したトヨタ紡織、と全く環境の違う2チームでの経験は、かげかえのないものとなりました。

その間には、U19のナショナルチームやユニバーシアード代表チームのアシスタントコーチも経験させてもらい、世界を感じる経験も。
とは言え、やはり一番楽しかったのは、日々、選手とバスケットと向き合い続けた毎日の練習でした。

その後は、母校の大学の監督に。3年間、監督として大学チームを指導し、自分自身の大切にしたいことを改めて感じることに。自分は勝負の世界で勝ちを求め続けるよりも、バスケットの楽しさを追求することや変化していく選手の姿を見ることが好きだと気づく。

2022年、監督を退任後は、フリーのコーチとして、こどもたちがバスケットをとことん楽しめる場、コーチ同士のつながる場や気づきを提供する場をつくること、そして、”バスケットボールを通じて、こどももおとなもキラキラ輝く、楽しい世界をつくること”を目指して、活動中。
みなさんに出会えることを楽しみにしています!

長部 沙梨(おさべさり)

バスケットボールコーチ/埼玉県出身

<コーチ歴>
2019〜現在 GOOD LIFE BALLでのスクール活動の他、イベントでのクリニックやパーソナルコーチとして活動

<競技歴>
2009-2019 トヨタ紡織サンシャインラビッツ
2006-2009 順天堂大学女子バスケットボール部

WIリーグMVP・得点王・リバウンド王
Wリーグオールスター出場
Wリーグ通算3,000得点1,900リバウンド達成
Wリーグ功労賞を受賞


3歳から水泳を始め、小学生の頃は鉄棒、一輪車、鬼ごっこなど野外活動に明け暮れる。
また、小学6年生の時に地元のバトミントンクラブに参加したり、陸上の全国大会に出場したことで、スポーツの楽しさに目覚める。

中学校では最初テニス部に所属していたが、友達の誘いで途中からバスケット部に変更。
バスケット部と陸上部は同じ先生が指導していたので、私も両方に所属しのびのびと楽しく部活動を続けていた。陸上の走り幅跳びの種目では初の大会で大会新記録で優勝。
バスケットでは初心者チームでありながら地域で優勝するなど、バスケットの楽しさが徐々に芽生えてきた。

高校生ではバスケット一筋になり、本格的に取り組んでいく。
県大会ベスト4を目標とするチームであったがあと一歩届かず…
高校2,3年生には埼玉県の国体選手として出場し、3年次には地元埼玉国体で5位入賞。

その後、関東2部の大学へ進学し1部昇格を目指すが入れ替え戦までいくものの2部残留で終わる。
2部得点王を獲得。

大学卒業後はWリーグにて10年間プレー。その間、キャプテンを2年務める。
目標であったベスト4には届かなかったが、チームでひとつの目標に向かって取り組んだ日々は、
とても充実していた。

現役引退後は、バスケットボールのウェアメーカで勤務しながらバスケットスクールコーチとして小学生にバスケットを教えたり、地方開催のクリニック活動などをしてバスケットの普及活動に取り組んでいる。

私は20年間のバスケット人生の中で多くの人との出会いがあり、かけがえのない時間を共有できたと思っています。今後は子どもたち自らが考え、チャレンジし、バスケットが楽しい、もっとやりたい!と思えるような笑顔溢れる場所を作っていきたいと思います。

これからもバスケットを通してたくさんの素晴らしい出会いがあることにワクワクしています!

清水 結(しみずゆう)

アスレティックトレーナー・理学療法士/東京都出身

2012〜現在 とつか西口整形外科スポーツ医学センター 非常勤 PT
2004〜2009 富士通レッドウェーブトレーナー
2009〜2012 バスケットボール女子日本代表専任トレーナー
2021 東京オリンピックバスケットボール会場理学療法サービスコーディネーター